宇部市立小羽山小学校

　家庭科学習ではミシンを使ってナップザック作りに取り組んでいます。
　完成したナップザックは来たる修学旅行でデビューする計画なので、自然と子どもたちの表情も真剣味を帯びています。
　ミシン縫いは５年生時に経験した子どもたちですが、５年生で制作したエプロンとと異なる点はナップザックから物を出し入れするときに必要なゆとりや強度です。なかなか自分がイメージするとおりに制作が進みません。

　９月１１日（火）、そんな子どもたちに昨年もお世話になったミシン名人（教育活動支援ボランティア）の皆さんが駆けつけてくださいました。
　子どもたちの悩みや願望をしっかりと聴き、優しくアドバイスをしてくださいます。また、すべてを名人がしてくださるのではなく、子どもたちがゆっくりでも一生懸命ミシンと格闘している姿を少し離れて見守ってくださいます。

　おかげで、自分たちが手がけた世界に一つだけのナップザックが次々と完成していきました。
　修学旅行がまた一つ待ち遠しくなった子どもたちでした。