学校の様子
学校と家庭が連携して取り組むメディアコントロール
(公開日:2015/12/16)
携帯、スマートフォン、ゲーム機等のメディア機器については、非常に便利である一方、長時間使用による家庭学習時間や睡眠時間の不足、ネットいじめ、課金に係るトラブル等、さまざまな問題があがっています。
本校では、生徒の健全育成上の喫緊の課題ととらえ、保護者、学校、生徒会が連携して、望ましい利用のあり方について考えています。
まず、PTA活動の一環として、全校生徒の保護者を対象に、使用の現状を把握するアンケートを実施しました。97%の保護者の方から回答をいただき、現状にせまるデータが得られました。このデータをもとに、PTA役員の方々が中心となって「ケータイ・スマホ 桃山中のきまり」を作成し、PTA広報誌により、すべてのご家庭に、分析結果を報告し、それぞれの家庭での約束づくりをお願いしました。
学校では、12月16日(水)の道徳授業で、全校一斉に学級指導を行いました。メディア機器の長所や短所を考えたり、資料によりトラブルの事例を知ったり、本校の現状について問題点を考えたりしました。授業の締めくくりでは、それぞれの家庭で話し合った「我が家のやくそく」を確認しました。それぞれの家庭でつくられた「やくそく」は、今学期末の三者懇談の際に、生徒、保護者を交え、担任が確認することにしています。
また、学習委員会では、独自に本校の現状を分析し、生徒の立場で望ましい利用のあり方について啓発活動を展開していくことにしています。
本校では、今回のアプローチをきっかけとして、今後も生徒、保護者、学校が連携して継続的な啓発活動を展開するとともに、地域の方々にも取組を紹介し、啓発活動の輪を広げていきたいと考えています。