宇部市立万倉小学校

「じっとがえる」という名前の通り、じっとしているシュレーゲルアオガエルでしたが、なんとすみかをリフォームすると盛んに動き出しました。「名前を変えなくちゃいけませんね。」と言うくらい、ケースにへばりついて白いお腹を見せたり、高い所に上がったりしていました。なぜかというと、生き物に詳しい学芸員の田原さんのお話を聞いたからです。シュレーゲルアオガエルは、森の中に住んでいるのでケースの中も森のようにしたらいいそうです。早速子ども達は、ケースの水を外に流し草や小さな木を入れました。そうすると盛んに動き出したのです。「カエルも、自分が安心して生活できる居心地の良い環境であれば、のびのびできるんですよ。それに、こうして大人になれるカエルはわずかですから、住みかと食べ物をもらえる環境は済みやすいと思いますよ。」と田原さんが話されました。ちなみに、餌の餌になるものも一緒にケースに入れるといいそうです。カエルは肉食でバッタを食べるので、バッタの餌の草を一緒に入れるといいそうです。