学校の様子
5・6年生 喫煙防止教室
(公開日:2022/02/03)

学校医の松岡尚先生にお越しいただき、5・6年生対象に喫煙防止教室を行いました。講師の松岡先生は、喫煙防止教育に関して十数年の実績をお持ちです。数々のたばこに関するデータを示されながら、たばこの害について具体的にお話しされました。たばこは“毒の缶詰”―――三大有害物質であるニコチン(依存性)・タール(発がん性)・一酸化炭素(血液の酸素を運びにくくする)が心身に与える影響について、強く訴えられました。繰り返し伝えられたことの一つに、低年齢でたばこを始めた人の依存性が高いことについてです。全喫煙者のうち90%は20歳までに吸い始めたとのデータがあるそうです。法律では20歳以上からとなっていますが、低年齢の判断力が未熟な時期に軽い気持ちで始めてしまい、たくさんの悪影響があると知りながら、長年やめることのできない実情があることを知りました。児童たちは終始集中してお話を聞き、授業の最後には、質問が上がるなど、学んだ知識を自分ごととして捉えられている様子が伺えました。
5・6年生はこれからの保健学習で飲酒や薬物などの内容にも触れていきます。自らの健康づくりにしっかり生かしていってほしいと思います。
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