宇部市立万倉小学校

船木小学校の栄養教諭である小野明子先生に来ていただき、３・４年生対象に、栄養指導をしていただきました。「郷土料理を知ろう」というめあてのもと、山口県の郷土料理について学習しました。郷土料理とは、その地域の食材を使い、その地域に広く伝わってきた料理のことです。最初に、児童たちに山口県にはどんな郷土料理があるか尋ねると、「けんちょう」と「ゆうれいずし」の２つの答えが返ってきました。他にも、小野先生から、岩国寿司や鯨の南蛮づけ、茶粥、ふぐの郷土料理について紹介され、それぞれに使われている食材について、インターネットで検索して調べました。その上で、それぞれの料理の特徴を考えさせると、児童たちにとっては難しかったようでしたが、実は、山口県の郷土料理には海や山の恵みなど、たくさんの食材が使われており、山口県は食材豊かな土地であるということがわかりました。冷蔵庫などの保存方法も、自動車や飛行機などの輸送手段もない時代から、地域の食材を使い、健康に暮らすための知恵として受け継がれてきた郷土料理。郷土料理を知ることで、山口県の地理や自然、歴史についても学ぶことができました。自学などでも取り組んでみるといいですね。