宇部市立万倉小学校

「言葉が変われば未来が変わる」というテーマで、末永整骨院・光の代表であり、日本ペップトーク普及協会 地域普及ブロック長の末永成一先生にご講演いただきました。

「未来を変える言葉かけ」―――日本には言霊という言葉があり、“いい言葉は心が温かくなり、悪い言葉は心が冷たくなる”という教えがあるそうです。植物への言葉がけを例にとり、ミカンにいい言葉と悪い言葉をかけ続けると、前者は新鮮な状態でしたが、後者はカビが生えたというお話をされました。児童たちにとって、とても衝撃的な内容だったようです。

講演で学んだペップトークは、心が温かく、元気になる言葉を使ったコミュニケーション技術です。まずはあいさつや返事を元気にすることから、次に、温かい言葉を、自分らしい言葉で、目を見て、相手を認めながらと言葉がけのペアワークを、児童と地域・保護者の方々、教員とで行い、心が温かくなることを体感しました。

さらに元気になる言葉がけのポイント―――「ポティブな言葉への捉え方変換」について。「なんでできないの？」ではなく、「こうやったらできるよ！」というようにできる所に目を向けて、さらにできるような言葉がけをするとよいことについて、大人向けにもアドバイスをいただきました。

万倉小の児童たちは、日頃から、やさしく思いやりのある言葉がけができているように感じています。そのことを生かしながら、これからも、家族や友人、そして自分自身を認める言葉がけを、万倉以外の環境でも遣うことができるように、励ましていきたいと思います。