学校の様子
3・4年生 赤間硯の里見学
(公開日:2021/11/15)

3年生は社会科の学習で、4年生は国語科のリーフレット作りの学習で、赤間硯の里を見学しました。学校運営協議会委員でもいらっしゃる4代目の日枝陽一さんから、工房の中と赤間硯ができるまでの工程や道具などを見せていただきながら説明をしていただきました。10階建てビルの高さほどの層のうち中央の1.5mが硯になるところで、30mの坑道を水出しや発破を仕掛けて赤間石を採ることを聞き、どんなに大変かが想像できました。赤間石が硯の形になってからも、長い5本のノミで彫っていく作業や研ぐ、磨く、漆塗りと仕上がるまでには少なくとも7日はかかることが分かりました。製品展示場で日本に1つしかない作品を鑑賞しながら、職人の技術の結晶を堪能しました。「これがほしいなあ。お小遣いをためて買いに来たい。」と言っている子どももいました。赤間硯に魅了されたようです。先日市内で行われた将棋の竜王戦の棋士へのお土産にも、赤間硯が選ばれたそうです。
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