宇部市立万倉小学校

船木小栄養教諭の小野先生をお招きし、３・４年生がSDGｓにつながる食育について学びました。テーマは「食品ロスを減らそう」。意識していないようでも、毎日一人当たりおにぎり２個分の食品の無駄が出ているということです。家庭で出る食品ロスの３大理由は、①食べ残し、②期限切れ、③皮のむきすぎ　ということを教えていただき、「賞味期限と消費期限はちがうんだよ。」「バイキングでとりすぎちゃうことがあるよね。」などと、お家での食品ロスについて、ざっくばらんに、楽しく意見を出し合いました。続いて、皮のむきすぎについて、ごぼうの皮むき体験を通して学びました。ピーラーでむいた場合とアルミホイルでこすってむいた場合とで皮の量を比較してみると、違いは歴然！アルミホイルではほとんど皮が出ていないことにびっくりしました。さらに、給食室では野菜を無駄なく使う工夫が凝らされていて、皮の残りを写真で見せてもらうと、想像よりとても少なく、工夫次第で食品ロスを減らすことができることを体感できました。児童からは、「皮むきの工夫を家でもやってみよう！」「他の野菜でもできないかな。」などの声が上がっていて、さっそく生活に生かそうとする意欲が十分です。食べ残しを減らすために自分たちでできることについて、これからも意識して取り組んでいってほしいと思います。