宇部市立万倉小学校

３・４時間目の参観日は、学校保健安全委員会の講演がありました。前半は親子一緒で、後半は保護者対象に、「命が喜ぶとき～生まれてきてくれてありがとう～」という演題のお話を聞きました。講師は、心理カウンセラーの阿波ひろみさんと、ミュージシャンのまあしいさんです。まあしいさんの優しいピアノ伴奏にのって、阿波さんの素敵な声で語りかけられ、虹の鳥に乗って心遊びをしたり、神楽舞の鈴で踊りを披露したり、保護者の方の両手に包み込まれるようなイメージを体験したりと、“当たり前のことは有難いこと”を意識しました。

保護者対象のお話では、過酷な闘病生活を送られたお子さんのお話、自分を支えてくれているもう一人の無意識の自分がいることに気づいてねぎらいの言葉をかける内観、内側のエネルギーが大きいと外のストレスも小さく見えること等をお聞きしました。自分の心にエネルギーがあれば、子どもや家族に向き合う負荷は小さくなり愛おしくなるのですから、まずはもう一人の自分に「ありがとう」「ごめんね」「感謝してるよ」「愛してるよ」と心の中で声をかけてあげたいと思いました。本当の自分の気持ちが分かるのは、自分だけですから。