学校の様子
全校 やまぐち畜産ふれあい体験学習
(公開日:2022/11/28)

9月に予定されていた「やまぐち畜産ふれあい体験学習」が、やっと実施できました。山口県畜産振興協会等の皆様が来校され、4つの体験活動を行いました。この体験学習のねらいは、“畜産農家と連携し、五感で感じ、命にふれる体験学習を通して、畜産及び畜産物について学ぶこと”です。子ども達には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚をしっかり働かせ、さらに心で感じ、頭で『命をいただくこと』を考えてほしいと伝えました。
まずは、加工体験で、動物性生クリームと牛乳をペットボトルに入れてシェイクするバターづくりに挑戦しました。音が変わり、いつの間にか固形のバターが出来上がっていました。感激の瞬間でした。クラッカーに乗せて味わいました。塩分がほとんど無い生バターの味は特別でした。
お天気に恵まれたので、黒毛和牛の子牛とのふれあい体験もできました。触ったり、ブラシをかけたり、聴診器で心臓の音を聴いたりと、温かい子牛の命を手と耳で感じました。子牛の心臓の音は、人に比べて低く、大きく感じました。子牛も緊張しているらしく、いつもより鼓動が速かったそうです。
3番目は、搾乳体験です。牛乳の代わりに水が入った搾乳キットを使って、縦割り班ごとに絞った量を競いました。1位は830gで2人いました。班ごとの合計では、赤組が1位でした。閉会式で表彰されました。
最後は、畜産農家の方からお話を聞きました。ホルスタイン種の乳牛の特徴や酪農の仕事などについて、実際に飼料をさわらせてもらいながら話を聞きました。
児童代表の挨拶の中で、「搾乳体験が印象に残りやってみると難しかったことから、畜産農家の方の大変さが分かり、毎日飲んでいる牛乳を感謝して飲むようにしたい」と言っていました。貴重な体験のおかげで、感謝の心も感じてくれました。
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