学校の様子
9月1日は防災の日です
(公開日:2025/09/01)

9月1日(月)です。こんにちは。楠中学校です。9月に入りました。2学期6日目になります。
今日、9月1日は「防災の日」です。9月1日が「防災の日」となった経緯は「関東大震災」が発生した日が9月1日であったとか、暦の上で、9月1日は210日にあたり、台風シーズンを迎える時期にあたるなどがあるようです。
楠中学校では、昨年度から9月1日に、「防災講演会」を開くようにしています。
今年は山口県社会福祉協議会総務企画部災害福祉支援センターの光安信介センター長をお招きして、講演会を開催しました。
講演のテーマは「災害とボランテイア」でした。「自然災害」いくつありますか、という問いに楠中生は真剣に考えていました。地震、津波、土砂崩れ、洪水、豪雨、雷、鉄砲水、台風、竜巻、砂嵐、豪雪、吹雪、雪崩、噴火、火砕流、山火事、温暖化、虫の大量発生などたくさんの数があることを確認することができました。
その中でも「地震」「津波」「台風・大雨」について、具体例を出しながらお話していただきました。自分の命を守ることがやはり一番大切でハザードマップで自分たちが住んでいる地域の危険箇所を確認するとともにいざというときの避難場所を確認しておく必要があることを改めて確認することができました。
光安さんから「大雨などで避難場所に逃げる時に、何を持ち出すか、1分間で書けるだけ書いてください」という問いがありました。
楠中生は真剣に考え、書いていました。少ない生徒で2つ、多い生徒でも7つぐらい書いていました。持ち出しグッズの例として食べ物、飲み物、トイレ用品、歯ブラシ、救急箱、よく使う薬、ラジオ、スマホ、服(特に下着)などを紹介してもらいました。このような品を家族で相談して袋にまとめておくことの重要性をお話いただきました。是非、近いうちに家族会議を開き、防災袋を準備しておきましょう。
そして、100日以上防災ボランティアを経験されているご経験からボランティアとは何かというお話もしていただきました。お話の後半で「もし地震が起こって、近所の友だちの家に行くと家の中がグチャグチャになっている。あなたなら何と声をかけますか。」と楠中生に問われました。答えのヒントは「自分だったら何て声をかけてほしいかを考える」ということでした。①「がんばってね」②「がんばろうね」どちらがうれしいですか、ということでした。ボランティアで最も大切なことは「思いやりの心」だそうです。とても考えさせられるお話でした。
普段の生活の中でも、周りの人のことを自分ごととして考える、「思いやりの心」を大切にしていきいと思いました。楠中生、やればできる!君たちならできる!
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