宇部市立琴芝小学校

今日は午後から山口大学教育学部の先生方が、一人1台タブレット端末を活用した授業を参観に来られました。

4年生では、SDG’ｓの学習をグループで調べ、新聞にまとめていました。ちょうど大学の先生に、自分たちの調べてきたことを発表し、ご意見をもらうこともできました。一人１台タブレット端末があるからこそ、自分で調べ自分で考え、自分でまとめることができるようになります。そして、自分の意見をや考えを持って友達と話し合うことの素晴らしさを実感でき、それを新聞やプレゼン発表として多くの人に見てもらうために表現する活動にもつながっています。SDG’ｓという今日的な課題に4年生なりの解釈と理解でチャレンジでき、ＩＣＴを上手に活用している点にお褒めの言葉をいただきました。

続いて、3年生の社会科「工場のひみつ、おいしさの工夫」を考える学習でした。ロイロノートというアプリを使って、先生が用意したワークシートに自分の考えを書こうという活動です。何度も試行錯誤しながら、子どもも先生も粘り強くやっていました。分からない、困ったことがあると赤白帽子の赤を見せて先生に伝えることや、キーボードの良さとタブレット端末の良さを使い分けて子どもたちが、やりやすいように活動を仕組んでいました。文字入力では、「手書きでもいいけど、もしやってみようと思うなら、ローマ字入力もできますよ。」という先生の言葉に、「ぜひ、ローマ字入力で入力したい！」とローマ字表をさっそくランドセルの中から取りだして、一生懸命に自分の考えを文字入力していました。子どもたちの好奇心や意欲には限りがありません。その力を十分に伸ばす、一人1台タブレット端末の活用場面だったと思います。