研修
3年理科「かげと太陽」~第1回公開授業・協議会~
(公開日:2021/10/13)

10月13日(水)は、第1回県授業力向上実践研究発表会で3年生理科「かげと太陽」の授業公開と協議会がありました。かげふみ遊びやかげおくり等して、子供たちはかげについてかなり親しんだ後で、今日は「なぜ、かげの向きがかわったのだろうか」ということをかげの様子をタブレット端末で撮影したものを根拠にして話し合いました。
教室に東西南北を掲示し、観察の時に使った方位磁針によるかげと太陽の位置関係を把握しやすくしていました。また、タブレット端末だけでなく、太陽や雲の動きをペープサートを使って直感的に説明をしていました。
タブレット端末で集めた情報を黒板に整理して、共通の言葉を見いだして言葉にすることにより、子供たちが気づいたことを学習の足跡として残していきます。プログラミング的思考を生かした授業構成でもありました。
授業後の協議会では、子供たちが、自分たちの言葉でかげの動く仕組みをとらえ、伝えることが出来ていたことが評価されていました。また、空間認識を子供たちがとらえるために色々な伝え方(タブレット端末を使ったり、道具を使ったり)して工夫があったこともでました。授業改善として、タブレット端末を使ってたくさんの情報を子供たちが整理するためだけに使うのではなく、子供たち自身が大切な情報を選ぶことが大切だという意見や、子供たちに形式(フォーム)を示すことで効率的なまとめ方を教えることも必要という話もでました。
講師の山口大学教育学部附属山口小学校の津守成思先生からは、理科の見方・考え方を大切にしながら、ICTを活用して児童の資質能力を高める授業を進めてほしいと言われました。
今回の公開授業・協議会は新型コロナウイルス感染症対策のために学校外の参加の先生方には、遠隔(Zoom)で授業を参観いただいたり、協議会に参加していただいたりでしたが、少しでも先生方の授業力向上にお役に立てればと思います。
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