研修
琴芝小の授業のひとこま(一人1台タブレット端末活用)
(公開日:2021/06/17)

琴芝小学校は、数年前から授業におけるICT活用に力を入れています。各教室にはプロジェクターが黒板の上に設置され、大きく映して子どもたちが分かりやすい授業を行ったり、iPadというタブレット端末を使ってグループ学習をおこなったりしてきました。また、昨年度は、プログラミング教育を研究し、mbotというロボットを動かすためにプログラムを学習したり、ペッパーくんというロボットにお話しをさせたりとさまざまな活用を授業で試みてきました。
本年度は、GIGAスクール構想により児童一人1台(12年生はiPad、3~6年生はウインドウズタブレット)が渡され、それを使っていつでもどこでもノートや鉛筆のように授業で学習ができるようになりました。ちょっと学校でのタブレット端末を使った授業の様子をご紹介します。
1年生では、生活科で植えたあさがおをタブレットで写真を撮って、育ちの変化を画像に書き込んでいました。自分の気づいたところを映して、みんなの前で発表しています。毎朝水やりをして、大きく育つ様子をこうやってタブレット端末を使って記録していきます。
2年生の国語の時間です。教科書をしっかり読んで、お話しの順番をロイロノートというアプリを使って考え、並び替えていました。
まちがっても、すぐにやり直せるところがいいですね。自分の考えを視覚的に確認することができる授業でした。
5年生の国語の授業です。教科書の本文をタブレットにうつして、語彙を確認していました。タブレットでも調べられますが、いつでも使える辞書も子どもたちの味方です。それぞれに合った方法で、言葉を丁寧に調べ、確認していました。
6年生の算数です。学習課題を最初に先生とともに共有した後は、それぞれの学びのスタイルで学習を進めていきます。教科書を元にタブレット端末で記録する子、教科書とノートで考える子、自分の考えたことをタブレット端末をもとに友達と話し合う子と様々です。タブレットはネットワークにつながっているので、友達と記録を共有したり、情報交換したりもできます。子どもたち一人ひとりの考えが、知らず知らずのうちに学級みんなの役に立っている(互いの解法のヒントになる)という算数の授業でした。
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