宇部市立琴芝小学校

７月３１日（土）１９時から琴芝ふれあいセンターの主催で、地域学校協働活動として子ども花火あそびのイベントがありました。新型コロナ感染症予防対策のために限定２５人ずつ７月３１日と８月７日の２回に分けて行われます。当日は、上宇部中学校の生徒のみなさんもボランティアとして参加してくれました。夏祭りの雰囲気を出すために女子は浴衣を、男子は甚平を着て小学生のお世話をしました。また、カブトムシとクワガタがもらえるくじもあり、子どもたちは興味津々で集まっていました。

最初に子ども会の会長さんのご挨拶の後、中学生の自己紹介、DVD視聴と暗くなるまでの時間を過ごしました。

１９時３０分頃から早速オープニング花火が始まります。大きな花火を広場の中央で火を付けるとパッと数々の花火の光に明るく照らされます。コロナ禍で、なかなか日本の夏の体験的な活動もできないことが多かったですが、地域の方々が子どもたちのためにと企画していただきました。子どもたちも花火を見ることはあっても自分たちでする機会は少ないので、花火遊びをするためには地域の多くの方々のご協力と中学生のお兄さん、お姉さんの助けが必要です。今回は多くの方々に支えられて花火遊びを実現することができました。

子どもたちが花火をするにあたって、花火を包装から出すことも一苦労です。また、火を付けたり、燃えた後の花火を確実に消火するといったことも中学生や地域の方、お家の方から教わっていました。また、花火には種類によっていろいろな光り方があったり、さまざまな色があったりと体験を通して日本の伝統的な文化を味わうことができました。

大きくぱちぱちと炎を上げる花火、小さくかわいい花火と、広場のあちこちで互いに見合い、その美しさを堪能した１時間でした。

中学生のボランティアの方々は、燃えかすを集めたり、後始末をしたりと最後までお世話をしていただきました。

フィナーレでもう一度、大きな花火があげられました。会場のみなさんから大きな拍手がおこりました。最後に上宇部中学校のボランティアのみなさんと校長先生でボランティアの振り返りが行われていました。１週間後にもまた来てくださるそうです。地域の方々の支援のおかげで、すてきな夏のひとときを子どもたちは過ごせたと思います。ありがとうございました。