宇部市立琴芝小学校

11月10日（火）、6年生が上宇部中学校を訪問しました。宇部市では今年度から「小中一貫教育」が始まりました。義務教育9年間を見通して、確かな学力と豊かな心を育てることがねらいです。教育課題の一つに、小学校から中学校へのスムーズな接続があげられます。例えば、小学校では主として一人の担任が一つの学級の子ども達の学校生活に関わりますが、中学校ではそれぞれの教科によって担任が入れ替わる教科担任制となります。3月の卒業から4月の入学までのわずか数週間で、環境は大きく変わります。その変化にスムーズに対応できず、悩む子ども達が増えてきています。そこで、上宇部中学校区小中一貫校の取組として、6年生を対象に中学校への体験入学を行っています。それも、教員が主として行うのではなく、中学校生徒会が主体となって企画してくれています。　
　
　
　
子ども達は、興味深く先輩達の話を聞いたり、授業参観をしたり、さらには実際に中学校の授業を体験したりして、5ヶ月後の中学生になった自分の姿を思い描いていました。