学校の様子
学校保健委員会 ネット・ゲーム依存に近づかないために
(公開日:2023/09/08)
9月7日(木)学校保健委員会で、高嶺病院の新田公認心理師さんをお迎えして「意外と知らないネット・ゲームの落とし穴」という演題でご講演をいただきました。保護者や地域の方、3年生以上の児童がお話を聴きました。
最初に、本校5・6年児童にアンケート調査を行った結果について話されました。
スマートフォンを持っている?:約60%
何にはまってる?:ゲーム 約20%、動画 約30%
ゲーム機を持っている?:約90%
課金したことある?約50%
でした。
新田先生が、子どもたちに「起きられない」「眠たい」「頭がいたい」で困っていませんか?
生活を変えていかなければ、ネット・ゲーム依存症という病気になり、様々な脳や健康への悪影響があることを話されました。
ネット・ゲームにはまりやすい人は
「自信をもちたい!人から評価されたい。」
「理解されたい。人とつながりたい。」
「リラックスしたい。」「嫌なことを忘れたい。」
だそうです。大人でもはまってしまう人がいることがわかる気がします。
そして幸せな生活のために、次のことに取り組んでみましょうと教えていただきました。これは各ご家庭でこれから気を付けていくことを話し合われる上で大変参考になると思います。
■ポジティブなつながりをもつ:〇家族や友達と仲良く過ごす。 〇学校・ゲーム以外で人とつながる。
■人の役に立つことをする:〇友達や家族を手伝って喜んでもらう。 〇人を助けることをする。
■運動、睡眠、バランスの良い食事:〇5分の散歩でもストレスは減る。 〇7~8時間の睡眠。
■自分の強みを発揮する:〇自分の長所や得意なことを活かせる活動をする。
■笑う:表情も笑顔にするだけで効果あり。
大切なお子さんをゲーム依存から守ることができるのは、私たち周囲の大人だけです。なかなか子どもだけでコントロールするのは難しいことがあるのではないでしょうか?しっかりお子さんの様子を見ていいただき、無理に取り上げるのではなく、気になる状況は少しずつ緩和して行けるように関わっていきましょう。お子さんのことで気になることは、これからもしっかり相談し合っていけるといいなと思っています。
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