宇部市立黒石小学校

１学期の終業式を行いました。校長先生のお話と、各学年の児童代表の１学期がんばったことの発表。３Kプロジェクトからのお話がありました。

熱中症と感染予防のため、オンラインで実施しました。以下は、校長先生のお話の内容です。

おはようございます。今日で１学期が終わります。１学期がスタートした日、皆さんに黒石小学校の校訓「やさしく、かしこく、たくましく」の三つをバランスよくがんばって欲しいというお話をしました。 

「やさしく」友達とのかかわり方、「かしこく」、学習への向き合い方、「たくましく」、規則正しい生活。自分のがんばりのバランスはどうでしたか。校長先生がみつけた、皆さんの「やさしく、かしこく、たくましく」について紹介します。自分のことがいくつ出てくるか考えながら聞いてください。

まず、「やさしく」。朝、学校に来るとき、なかなか元気が出ない友達に声を掛けて教室に誘ってくれる姿。明るい笑顔で挨拶する姿。スポーツデイで、一生懸命がんばる友達を応援したり、残念がっている友達を励ましたりする姿。育てている草花のお世話を毎朝丁寧に行う姿。けがをしているお友達の荷物を持つ姿。友達を千羽鶴で励ます姿。

「かしこく」。先生のお話や友達の発表を一生懸命に考えながら聞く姿。問題について、友達とアイディアを出し合いながら解決しようとする姿。文字や数字を丁寧に根気強く書く姿。歌や楽器の演奏、絵や工作、裁縫、調理、運動など、自分で工夫して表現する姿。分からないことやできないことをそのままにせず、なんとか分かるように、できるようになろうと頑張る姿。

「たくましく」。毎日、決まった時間に自分で歩いて学校に来たり、家に帰ったりする姿。休み時間に元気いっぱいに体を動かす姿。好き嫌いなく、自分にとってちょうどよい量を食べる姿。だまって汚れている場所を掃除する姿。廊下を落ち着いて歩く姿。

どれも本当にすばらしい姿です。たった一つでよいです。でもその一つは自分で必ずがんばり続けるようにしてください。このハンカチをみなさんの成長に例えます。一か所高く伸びていくと、周りの他のところも持ち上がります。一つのことが頑張れる人は、他のことも自然に力がついてくるものです。是非、一つの大切なことにがんばり続けてください。 

さて、いよいよ夏休みです。今年のチャレンジ目標の一つ「相手がほかほかな気持ちになる言葉を使おう」があります。是非、自分で自分にほかほかな気持ちになる言葉を使ってみてください。皆さんは家族の皆さんにとって大切な大切な宝物です。自分に優しい言葉をかけてください。「危険な遊びはしないで、けがをしないように気をつけて」、「規則正しい生活をして、病気にならないようにね」、「この勉強でかしこくなっていこうね」「運動してたくましい人になろうね」、

２学期の始業式、元気でさらに立派になった皆さんに会えることを楽しみにしています。以上でお話を終わります。