宇部市立神原小学校

　４年生が環境学習の一環で、かまぼこ板になれなかった廃材を利用した秘密基地づくりに挑戦しました。子どもたちは、みんなで協力しながら３万枚の廃材を一枚一枚慎重に積み重ね、自分たちの背丈より高い大きな円筒形の秘密基地をつくり上げていきました。仕上げに出入り口用の穴をあけ、２時間弱の作業で４つの立派な秘密基地ができ上がりました。遊んで記念撮影をした後は、「３・２・１・０」の合図でグループごとに壊していきました。大きな音を出して一瞬で崩れ落ちていく大量の廃材の様子に、大きな歓声が上がっていました。最後に、使った材料を時間をかけてみんなできちんと箱に詰め、後片付けをしました。廃材の有効利用を通して、みんなで力を合わせて大きなものを作り上げる楽しさと、物を大切にすることの大切さを学ぶことができました。