宇部市立原小学校

１１月５日（土）、西京きずなスタジアムで開催された山口県体育大会兼第３８回山口県知事杯軟式野球大会（学童の部）において、本校の少年野球チーム原タイガースが見事、優勝杯を手にしました。

準決勝では、虹ヶ丘レインボー（光市）と対戦でした。１回裏で１点をリードされ、５回まで得点できずに苦しい展開となりました。しかし、最終回６回で６年生のヒットで進塁し、盗塁、続いて５年生のヒットで１点を得点し、試合はそのままタイブレークへ。７回でも１点取り、１点取られ、そのまま８回へ。両チームとも緊張が続く中、原タイガースが好走塁で２点得点し、裏も１点取られるものの、しっかりと抑えて４対３で勝利しました。ピンチの時も「気持ちの切替」のしっかりとできる、本当に素晴らしい強さを持っている子どもたちです。これが「全員野球」原タイガースのプレイです。

決勝戦では平田軟式スポーツ少年団（岩国）と対戦し、３回まで０対０の同点が続きました。続く４回表、６年生と５年生のヒットで進塁し、二人が盗塁成功、続いて６年生のスクイズで見事得点。この回に２点を得点し、相手チームにも１点を許しました。最終回まで両チームとも粘り強いプレイを見せ、２対１で勝利！見事優勝を決めました！

決勝戦は、準決勝で２回のタイブレークを乗り切って臨んだ試合でした。体力は決してベストコンディションとは言えない状況、精神的にもきつい試合であったと思いますが、その逆境を見事にチャンスに捉え、「チーム全体、保護者や応援に来てくださった方の支えにより”みんなで勝ち取った勝利”です」と仰る心のあり方が「全員野球」の原タイガースの素晴らしさであると思います。

いつも地域のみなさんにあたたかく見守っていただき、すくすく伸び伸びと野球をプレイすることができ、そのおかげで心も強く、困難を最高の活躍の場に変えることのできる力が備わっているのだと思います。いつも元気と勇気とたくさんの笑顔をプレゼントしてくれてありがとう！