コミュニティスクール
認知症サポーター養成講座
(公開日:2024/09/09)
9月9日、みんなで認知症について学び、みんなで考える「認知症サポーター養成講座」を全校で実施しました。北部地域包括支援センターや二俣瀬地区認知症サポーターの方々の支援を受けて行いました。
この講座では、まず「年をとるって、どういうこと?」というテーマで、年齢を重ねることから認知症の人への接し方について、支援センターの方からパワーポイントを使って分かりやすく説明を受けました。子どもたちは話の内容によく反応しながら話を聞くことができました。
次に、認知症の高齢者に関わるある日の家族の様子を演じた寸劇「二俣瀬劇場」を見て、グループごとに話し合いをして、発表し合いました。一つが、劇の中で高齢者の関わりで気になったことやよくなかった対応について、もう一つが、自分たちならどう対応するかについてです。子どもたちは、高齢者に対する強く、冷たい言い方について指摘し、自分たちだったら、やさしい言い方で、どのように高齢者の思いに寄り添っていくかを、みんなで真剣に考え、話し合っていました。写真にはありませんが、子どもたちは寸劇の中で高齢者の気持ちを聞き出しながらやさしく接する役を実演することができました。
それから、支援センターの方から「認知症と接することの7つのポイント」についてパワーポイントで説明を受けました。
最後に、各学級の代表の子どもたちが、この講座から学んだことを一人ずつ発表し、支援センターの方から「認知症サポーター証」を一人ずつ受け取りました。
本日の学びは、認知症の人への関わり方に限ったことではありません。「相手の気持ちを考えて言葉をかける・行動する」といった点では、すべての人に共通する関わり方です。自分の周りにいる仲間や家族、身近な高齢者の方々に対するこれまでの自分の関わり方を見直し、学んだことを少しずつ実践していってほしいと願うばかりです。本日は貴重な学びを機会を与えていただきました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
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