学校だより
戦争・平和について考える日
(公開日:2024/08/06)
8月6日は、広島原爆の日。8月9日は、長崎原爆の日。8月15日は、終戦の日です。この夏、ある方の本を読んでいて出会った言葉です。
「天災には言いようのない悲しみがあり、人災には言いようのない怒りがあります。」
8月6日の本日、広島の平和記念式典があり、平和宣言が行われました。9日には、長崎でも行われる予定です。そこには、たくさんの人々の悲しみ、怒り、祈りがあります。
数年前、オバマ米大統領が広島を訪れ、大統領は自分の目と耳と心で感じることの大切さを世界に示し、世界の人々とともに核兵器のない平和な世界の実現に向けて力を尽くすことを誓っています。
「79年前の雲一つない晴れた日、空から死が降ってきて、世界は一変した」という言葉から始まったオバマ大統領のスピーチは、次のように締めくくられています。
「世界はここで永遠に変わってしまった。しかし今日、この街の子どもたちは平和に一日を過ごすだろう。それはなんと貴重なことか。それは守るに値することであり、すべての子どもたちがそうあるべきだ。これこそ、我々が選択できる未来だ。広島と長崎が核戦争の夜明けとしてではなく、私たち自身の道義的な目覚めに始まりとして知られる未来だ。」
学校は夏休みですが、どうかそれぞれに戦争のない平和な世界について考えてみてください。