宇部市立船木小学校

１つ目の見学地として、マツダ防府工場を訪れました。マツダ防府工場には5200人もの従業員さんがいらっしゃって、１日に1500台もの車を製造されていることや世界140か国に向けて販売されていることを学びました。

「単純作業で造っているわけではなく、お客様の幸せを考えながら一台一台心を込めて造っています。」

というお話には児童も心を打たれたようでした。

自動車を組み立てていく過程も見学させていただきました。「音」「におい」「ボディの光沢」「作業のスピード感」など、教科書だけでは分からない、五感を伴うリアルな学びを得ることができました。

 

２つ目の見学地は栽培漁業センター。年々減少している魚の量を増やすための様々な取組を学ぶことができました。自然界では、ふ化して３か月後まで生きのびられる可能性はわずか2～3％。栽培漁業で３か月まで育成することで、生存率は約４０％まで上昇します。しかし、この期間の育成はとても難しいということで、栽培漁業にたずさわる方々の努力や苦労を感じました。

施設内の見学ではガザミやモクズガニ、ヒラメなどを見せていただき、児童は大喜びでした。

「みんなに魚をたくさん食べてほしい。」

栽培漁業センターの方の思いは児童の心にしっかり届いたことと思います。