宇部市立船木小学校

　　　高学年になるために、「しないといけないこと」と「してはいけないこと」に、自分で一線を引いて分別し、自分の値打ちを高めていきましょうという話から、授業が始まりました。「いじめ防止対策推進法　第四条」の「児童等はいじめを行ってはならない」という法律も教えてくださいました。万引きも、SNSの誹謗中傷も、人の心を踏みにじる行為であり、それは「暴力」となることを、きれいなアルミホイルを見せて、穴をあけたり、くしゃくしゃに握りつぶしたりして可視化し、いじめを受けた時の心の状態を、わかりやすく伝えていただくと、「このくらいよいだろう」という軽い言動が、もとに戻らない大きな心の傷として残ることに気づき、はっとした顔をしていました。特に日常で使う「言葉」について着目した、小松先生のお話の後、学級で「今から使っていきたい言葉」をメモ用紙に書きました。「ありがとう」「すごいね」「だいじょうぶ」「どうしたの」「どうぞ」「ごめんね」「手伝って」など、一人ひとり考えて書いていました。